2021年3月19日の断片日記

▼そういえば前に書いたときはまだ引っ越しすらしていなくて驚いてしまった。昨年の12月に駅1つ分だけ移動をした。恋人と正式に居をともにするようになっている。とはいえ、前の家に住んでいた頃から似たようなものではあったので、これといってかわるところはないのだった。新築はよい。だが狭いのは不満だ。
 
 
▼いまだに2020年をさまよっていて、年間ベストを選ぶ作業を続けている。まだまだ終わりそうにない。それもこれも、去年が(今に続く)疫病騒ぎで弛緩したままだっていうのもあるのかもしれない、というのはさっき思いついたことで、ただ単にもたもたしているだけなのだった。21年のこと、何かあるかなって思ったら『花束みたいな恋をした』は見に行っていた。1人で。ファミレスのシーンでぼろぼろ泣いてしまった。パンフレットも買った。家に帰ってからジャックパーセルを捨てた。
 
 
▼それにしても、連日醜悪なニュースばかり飛び込んできて、割とはっきりとした怒りを覚えている。昨今の状態になってからはよりそれが強い。それに関する反応も、無知も、無関心も、すべてが醜いとしか形容しようがない感じである。前回身近であった選挙では虚無と虚構に飲み込まれた。世の中を変える力を、少なくとも1人1票ずつは持っているはずなのにな、と思う。
 
 
▼本日の勉強。倫理学のレポートを少しだけ進めた。