2020年4月16日の断片日記

HBO『ゲーム・オブ・スローンズ』を見ながら身支度を整えていたら遅刻しそうになった。駅に向かって走りながら、やっぱり仕事があるとしたいことをする時間なんてあまりとれないなと思った。今やたった週に2日程度働くのもおっくうになってしまった。でも、3勤4休とか、4勤3休でよくない?とは以前から思っているのだった。

最近の悩みは心理学の辞典を買うかどうかだ。勉強に必要なものではあるのだが、なにせ高額なのだ。高額、といっても1万円弱といったところだから、以前だったら別に(多少の逡巡はあるが)えいやと買ってしまえたのだけれども、この状況で今月は収入ががくっと減ることがわかっている。そして先行きが不透明である以上それがいつまで続くかわからない。うーん。日々使っているものをもう少し安価なものに変えればいいんだけど。シャンプーとか。

電車内で並びの座席で端と端に僕とおじいさんが座っていたんだけど、気づいたらおじいさんがずっとこっちを見ていて怖かった。しばらくしてからもう一度見たらやっぱり見ていてめちゃくちゃ怖かった。そして2日前に金縛りにあったのを思い出した。女の子が胸のあたりにいて(これは小さいころから定期的にある)、左足の方には母親らしき女性、右足の方には父親らしき男性が立っているのだった。うーんうーんとか思いながら、男性の方をよく見るとマスクをしていてお化け界隈も疫病騒ぎで大変なのかなと少しおかしかった(だが身体は動かない)
 
…という話を帰ってから恋人にしたら、うなされてたから「大丈夫?」って聞いたら「大丈夫…メカニズムは科学的に証明されてるから…」とかなんとかムニャムニャ言いながらすやすやだったとのこと。かわいい、と思ってしまったのでそう伝えたらつれない感じだった。
 
今日は何をしていたのと聞いたら『どうぶつの森』しかしていないとのこと。帰宅時にはテレビを見ていたので「おもしろい?」と聞いたら「いや、面白くはない」との談。忍耐力…!とおののくと同時に、若さだな、と思ったのだった。そう、あなたが僕の年齢になるまで、まだまだ時間があるのだ。