2024年1月16日の生活

▼風の強い一日だった。11月くらいからずっと体調を崩していて、ついに年末年始に倒れるところまで行ってしまっていたのだけれども、年明けから10日も経って少しずつ落ちいてきている。それにしても、ゆっくりと、でも着実に衰え始めているのを感じる。ワンダーへの跳躍の減退は、リアルな死への恐怖を緩和させるためなのかもしれない。

▼「つんく♂みたいなライトグレーの襟立てコートの男性だ」と頭に浮かんだのは帰りの電車で、「つんく♂みたいな」がコートにかかるのか男性にかかるのかという疑問もさることながら、果たしてその印象の源泉は、この男性の容姿かはたまたコート由来のものなのか。そんなことを考えながら、およそ人生で初めてつんく♂の宣材写真を検索した。全然似ていなかった。そしてライトグレーのコートの既視感は、どう考えても冬のソナタペ・ヨンジュンだった。僕はここ20年くらいに新しく学んだことなんて何もないのではないかという気持ちになった。帰りの電車ではTOEICの勉強をしようと思っていたのに。
 
▼マーク・ウォーターズ『ミーン・ガールズ』を見た。なんで見たんだ?リンジー・ローハン、懐かしいなと思った。