2020年4月9日の断片日記

ぜんぜん鳴り止まないGoogle Homeのアラームに翻弄されながら起床。支度をしながらどんどん心の温度が下がっていくのを感じたので、この先出勤日にやるべき仕事と在宅勤務においてやるべき仕事のことを考えていたからだった。仮に時間ができたらあの本を読もうとか、あのドラマを見ようとか、昔の音楽を聞こうとか、そういうことを考えてなんとかため息を飲み込んだ。行ってくるね、とベッドに声をかけると、「今日から起きたらすぐ着替えるの」とむにゃむにゃした何かが返ってきたので笑った。

行きの電車では羊文学の去年と今年のEPを聴いた。エモーションとフィーリングのバランスがいつ聴いても素晴らしいと思う。
 

羊文学 "ロマンス" (Official Music Video)
 

羊文学 "人間だった" (Official Music Video)
 
しこしこと働きながら、またしても更新される感染者数のニュースを見る。給料の出ない時間になっても働いてほとほと嫌になっている。帰りの電車の人数はだいたい固定されてきた気がする。
 
自分が経路をギリギリ追えない程度の範囲内で感染者が出た。ひとまず明日は休みだから少し心身を休めようと思う。