2020年4月10日の断片日記

ひとまずは自宅で過ごすためのものを買いに行かなければならないということで街へ出た。休業要請(案)の影響もあってか、そもそも都心の方からは人がどんどんと減っているわけで、じゃあそういう人たちがどこへ行くのかと言われれば地元の商店街や近所の開いているスーパーなどになる。というわけでまあまあの人出であった。恋人とてくてく歩いていると、テレビで見かける芸人さんが、よく披露している芸についての新しいものの打ち合わせを電話でしていた。聞こえてきたのは昨今の情勢における「正しい動き」と自身が提供できる芸とを組み合わせた啓蒙活動のようなものだった。感染拡大を防ぐという点において、エンタメの正しい使いかたのように思えてとても好感が持てた。彼らだって大変だろうし、恐怖もあるだろう。皆が見て見ぬふりをしていたもろもろが吹き出している状況において、市井のそれぞれはそれぞれのできることをやるしかない。
 
新しいPodcastを探そうといくつか聞いてみた。
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このフェスの話、面白かったなあ。少し前にceroがチケットを購入するかたちの配信ライヴをやっていて、僕もお金を払って見たのだけれども、状況は一段と進んであのような形も今は難しくなってしまっているのかもしれない。それでも、アフターcovid-19の世において、消極的共存をしていかなければならない状況が色濃く見えている以上、新たな方策を考えていかざるをえないのだろう。
  
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税に関する「痛み」の話に深く頷いた。
 
ブレイキング・バッド』をもう一度見始めた。『ベターコールソウル』を心から楽しむためだ。時間がある今のうちにしたかったことのうち、できることをしよう。一日一日があっという間だ。