2021年6月30日の生活

▼同居人がいると、よその会社がどんな様子なのかみたいなのが日々聞けてそれはそれで面白いのだけれども、時々本当に腹が立つことがある。大事な人がひどい目にあっているという思いももちろんあるけれど、世の中にはこんなにも人の尊厳に対して無頓着な団体があるのか(そしてそれはこれでも比較的マシな方なのだろう)という絶望にも似た気持ちがそこにはある。人はみな、誰かの親であり、子であり、大切な人であり、自分にとってかけがえのない私であるという視点を失っている存在は、憎むべきものだと思う。そんなことを考えた。  
 
 
▼大量の仕事と仲良く一緒に帰宅。この生活も大概だなとは思うけれども、日々をつぶさに振り返ってみれば、無駄にしている時間はたくさんあるのだ。僕にはもう、健康体として残されている時間は(やりたいことに比して)そう長くはないのだろうという予感があるからこそ、がんばらねばならない。