2020年5月17日と18日の断片日記

5月17日

二度寝からの起床。暑い。カーテンを開けると(恋人は配慮して閉めたままでいてくれた)暴力的な日差しが舞い込んできて、さながら「起きろ!死人ども!」の様相。もそもそと支度をして、洗濯をして、それから買い物にでかけた。
 
ずっと欲しい本があり、最近ようやく重版がかかったので各書店に入荷されるのを心待ちにしているのだけれども、一向に入ってこない。ネットにも在庫がなく、東京のうち1店舗にだけ在庫があることは確認できていて、でも週末は閉まっているので買いに行けず…という状況である。テキストを読まなければいけないし在宅での業務もあるので、仮に手元にあっても読む時間がそこまであるわけではないのだが、いやいやそれでも本は手元に置きたいときが買いどきだ。
 
HBO『ゲーム・オブ・スローンズ』S2はあと1話まできた。
  
夜にニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』を聴いた。出産の報告を聴きたいとかで珍しく恋人も聞いていたのだけれども、結局その報告に辿り着く前に力尽きてしまった。
 
 

5月18日

週間天気予報を確認する限り、今週は死にたくなるような天気だ。梅雨みたいだな(実際、台風だったやつが梅雨前線を刺激して云々)と思うのだけれども、気温がまだそこまで高くないのが幸いだ。それでも自分は湿度にはめっぽう弱いので、もう連日半袖で出歩いている。そしてエアコンの除湿をぶちかましたい。でも恋人が寒がると思うのでやめている。代わりでもないのだが、今度の休みに除湿グッズを買ってきてお見舞いしてやると画策している。ミイラみたいになってやる。
 
通勤時は我らがチャーリーXCXの新作と、Moses Sumneyの新作。チャーリーXCXの、制作過程も含めて現在の気分のドキュメントとして機能していると感じた。
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仕事は平常運転で終了し、帰宅の途。帰りに「なんでもいいから甘いものを買ってきてくれ」と言われ、近所のコンビニ通り(大手3社がすべてひとつの通りにある!)をはしごして、プリンとティラミスを買って帰った。部屋につくと、フジテレビ『関ジャニ∞クロニクルF』を恋人が見ていて、作り置きしておいた生姜焼きで夕飯を簡単に済ませながらぼーっと見た。この人達の関係性がいいなと思いながら、リモートだと大体どの番組も画面の作りが同じようになってしまうなと感じた。正直、(この番組がどうとかではなく)食傷気味であまり進んで見たいなと感じる絵面ではないのだった(仕事でも見てるしな…)。リモートで撮影した映画とかセッションとかそういうのも意義深いことだとは思うのだけれども、アートとしてのフォーマットが画一的にならざるを得ない状況は、受け手はもとより表現者の側は相当にはがゆいだろう。もちろんこのような状況からブレイク・スルーするものも出てくるかもしれないのだけれども。正直、ビジネスとしての可能性はあるかもしれないけれど、表現としては今のところちょっときついな…とは思っている。
 
ニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』、昨日の残りの部分を聞いた。「ダディになりまして」「ビッグダディにね」みたいなくだりで笑ってしまった。ああいう「一部が似た言葉を重ねる」ダジャレというか韻踏みというか、とにかくそういう言葉遊びが自分も好きでよくやるのだけれども、あれって比較的最近(とはいえ10年選手ではあると思うが)の潮流のような気がする。いやわからんけど。これどうやって調べたらいいんだろう。レファレンスカウンターでひとつ披露しなければならないのだろうか…。