5月15日
午前中に美容院に行った。担当者とひと月無事に生き抜いたことを確認し合った。
最近はもう夏だな、と思うのだけれども気温も湿度もこのあともう一段階上があるのだ。体をつくっておかなければならない(と思うだけでその準備の9割は終了している)
電車内でちゃんと勉強をした。仕事も真面目に働いた。帰りに寄ったコンビニで恋人に頼まれたものをほいほいとカゴに入れているうちにお蕎麦が食べたくなって買ってしまった。夜風に少しだけ雨の予感を覚えながら部屋に付き、一緒にご飯を食べた。「おいしい?」と聞かれたので「ゴムみたいな味がする」と答えた。
めちゃくちゃ普通の1日だと思った。帰りの電車、週末が嬉しくてちょっと上機嫌だった。この感じ、久しぶりだった。
5月16日
昼頃に起きた。食事をとってからは、とまっていたHBO『ゲーム・オブ・スローンズ』S2の視聴を再開させた。あと2話でS2が終わる。S3から面白くなるときいていたが、もうだいぶ面白い。夢中になって見ていたら、横からあらすじを聞かれたので説明をした。
夕飯、数日前にチラシをもらったお店のテイクアウトを頼んだ。無料で配達してくれた。雨の中とてもありがたかった。そしてうまい。隣から聞こえてくる「明日もこれでいい」という言葉に既聴感を覚えながらも今回ばかりは同意だった。
夜にいくつか新曲を聞いた。今日聞いたものはどれも素晴らしく良かったのだけれども、中でもSharon Van EttenとJosh Hommeによるコステロのカバーががとびきりだった。
open.spotify.com
Elvis Costello & The Attractions - (What's So Funny 'Bout) Peace, Love And Understanding
もともとはSharon Van Ettenの最新アルバムにも参加していた(そして、ラナ・デル・レイの『Norman〜』にも参加している!)ザック・ドーズの提言だったもよう。彼女はこんなことを述べている。
The journey from then to now, and the unexpected collaboration that transpired (w/ Joshua Homme, Jay Bellerose, Dave Palmer, Charley Damski, Michael Shuman, and Loren Humphrey) leaves me wistful as I remember how lucky I am to have such a great community here in Los Angeles.
— Sharon Van Etten (@sharonvanetten) May 15, 2020
「ロサンゼルスにこのような素晴らしいコミュニティがあることがどれほど幸運であったかを思い出し、切なくなりました」
そうだな、と。