2022年6月14日の生活

▼午前中にパドレスの試合中継を見ようと思ったら雨で開始が遅れているようだった。NHKBSでは歴代日本人選手の名場面みたいなものを流していて、ぼーっと見ていたのだけれども、その殆どはリアルタイムでも見てきたようなものばかりで、こりゃ年を取るわけだ…となった。この先もっと凄い選手が出てきても、もしかしたら見ることがかなわないのかもしれないなと思うと、どことなく悲しい気持ちになるのだった。昔は読み切れない本があることや、聴ききれない音楽があることを嬉しく思っていたはずなのだけれども。死がワンダーだった頃と違って、それは今やかつてほどの跳躍を必要としないところに転がっているという事実が、その悲しみの出処なのかもしれない。
 
▼それにしても今日は冷たい雨だった。一日中さむいさむいと思っていた。仕事では成長を求められていると感じた。僕は別にその方向に成長したいわけではないのだが。毎朝同じ朝ごはんを食べて、毎晩同じような夕飯を食べている。反復。リフレイン。ある種の抵抗なのか、それとも安定のための偉大なマンネリズムなのか。わからないことがたくさんあって、それはまだ面白いと思えている。