2021年9月29日の生活

▼朝方、悪夢を見た上に金縛りにもあってしまって、大声を出してしまった。隣で寝ていた恋人を起こしてしまって、ひどく悲しい気持ちになった。その後、恋人を送り出してからもう一眠り…と思ったら隣人の咳の声で起こされた。数日前からずーっと続いている。もしかしたら…ということがよぎる。まだまだ警戒は解けない、とそう感じている。それにしても新築にしては随分と音が響くな…。
 
▼野球の話。スワローズの雄平選手が引退というついに来たかという話題。もうおじさんなので思い入れのある選手がどんどん引退するフェーズに少し前から入っていて、時の流れを感じてしまう。雄平選手といえば、登録名「高井」の頃、つまり投手をやっていた頃の東京ドームでのピッチングをなぜかよく覚えている。石井一久の背番号を受け継いだこと、松井よりも背筋の数値がすごい、みたいな話題と併せてロマンを感じたものだった。野手転向後の活躍はご存知の通り、努力の人だったのだろうと思います。お疲れさまでした。野球といえば、午前中にエンジェルスの試合を見ていたら、ゴセリンがひどいエラーをしていた(少年野球の頃、あの手のプレーをよく見たし、自分もした記憶がある)のだけれども、「頭を抱えるのはGMだけでいい」という我らが齋藤隆のコメント、良かったな。
 
▼行きの電車で高橋源一郎『読んじゃいなよ!』(岩波新書)を読んでいる。学生は良い。彼らの書く、発する言葉のひとつひとつが眩しく、涙が出そうになってくる。かつてフィッツジェラルドの『若者はみな悲しい』について「若者には希望や可能性があるという言説は若者であった時から苦手にしていたが、若者からは確かにその悲哀が悲哀以上の何かに感じられる。それが仮に希望や可能性と呼ばれるもののせいならば、あの言葉は一定の正しさがあったのではないかと今になって思うのだった。」みたいなことを書いたことがあり、それを思い出していた。
 
▼部屋に戻るとポストに夏期スクーリングの成績通知書が届いていた。すべて最高評価だったので嬉しい。また頑張ろうという気になっている。ご飯を食べながらスポーツニュースを見ていたらイーグルスがなんとか0.5差で3位に踏みとどまっていた。セ・リーグではスワローズが贔屓なので、日本シリーズで対決してほしいんだよなあ。なんとかなりませんかねホント…。腰周りの肉を取りたいので、昨日から筋トレのメニューを変えている。はひはひ言いながらこなし終えたら、恋人に「でぶおつかれ!」と言われた。最近秋が近づき物悲しいので「ナイーブでぶ」と呼ばれている。若者でなくても、みな悲しい存在なのだ。やせるぞ。