2022年12月16日の生活

▼出勤前に本を借りるために図書館へ。入口近くのベンチでボブ・マーリーみたいな髪型のおじいちゃんが信じられない角度で傾きながら眠りこけていた。日中はほどよい暖かさだった。自宅から図書館までは歩いて15分くらいだ。日常的な徒歩x分の許容範囲はどのあたりにあるだろうか。それは季節によってかなり異なっている。冬は、夏より長い。
 
▼Little Simz『NO THANK YOU』を聴く。前作に続きこちらもやられた…という気持ちがすごい。SZA『SOS』のリリースでも界隈は盛り上がっていたが、こちらのインパクトのほうが僕にとっては上だった。
 
▼帰宅して『100カメ』の『赤ちゃん誕生』回を観た。今の僕には「命が生まれてくる」ということに、幸福だけではない別の何かが必ず差し込んできてしまうので、なんだか「怖い」と思ってしまった。塚原久美『日本の中絶』(ちくま新書)を数日前に読み終えたばかりでもあったので余計に難しい気持ちになってしまった。
 
▼注文した本が巻数順に届かないようだった。すぐに読むわけではないので別にいいのだが。いつかまとまった休みが取れたら、新しい本を招き入れるのを中断して本棚(と床)の本を全部読んでしまいたい。