2020年5月6日の断片日記

連休の終わり。仕事の連絡は途中から全部無視した。いろんな人の日記のうち、このような事態に陥る前のものをちょっと読んでいた。その中で、恋人と付き合う前に出かけた街のことが書かれてあったものを読んだときに、ああ僕はデートがしたかったのかと思った。ちょうどそれを読んでいたのがトイレの中だったので、フンバリズムを終えて出るなり「僕はデートをしたい」と言った。正確には、言うつもりでリビングに飛び込んだら「誕生日、何がほしい?」と聞かれてしまったのでその返答みたいになってしまった。でも実際、欲しい物があるかと言われたら、今は特にないかもしれない。デートの機会がほしい。まあ、あとは本くらいかな。図書館が閉館を続けているのが、学生としては非常につらいのだった。
 
やはりあの頃づいていて、シューゲイズの森に入り込んでしまった。完全に思い出迷子である。RIde『Nowhere』、Chapterhouse『Whirlpool』、Slowdive『Just For A Day』を聴いた。こんな状況下だし今聴いたら聞こえ方が変わるとかそういうのもあるかなと思ったけどそんなことはなかった。完全にあの頃の「気分」のドキュメントだ。My Bloody Valentineの『Loveless』を頂点としたシューゲイザー史、整理したいと思い始めた。だが、休みが終わってしまう。
 
夕飯はスープも作ったのでえらい、と思った。結局休みの間に出前を頼むことはなかった。夕飯とお風呂を済ませてから、テレビを二人で見て、その後おのおのの時間の使い方をして翌日からの仕事に備えていた。